Love the life you live...

32歳で子宮体癌になりました。治療の事や日々の事。

先生からの直電②

これが悪い知らせだと言うのはわかってる。

二度目だから!

だから今回は慌てなかった。

何を伝えられるのかを想像して、そのことについて調べて、自分がどうしたいのか考えて、それから病院へ行くことにした。

 

外来の時間外なのに、先生も忙しいのに、特別にと席を設けてくれた。

それが意味しているのは、私の状態がそれだけ稀なケースであり、良い状態ではないということ。

 

しばらく、ウーーンと言いながら間を置いて、

あまり良くなかったのね。

と少しづつ話し始めてくれた先生。こんなこと伝える方だって嫌なはずだ。

術前の予測ステージはI期でしたが、病理の結果子宮の外にがん細胞があるようだということで、IIIb期です。そしてグレードも術前G1でしたがG2がありそうだと。

 

つまり、次は開腹手術で卵巣と残したリンパもとる。その後6クール抗がん剤をする。

その上で最終のステージも決定する。

 

という最悪なシナリオでした。

 

人生とは、死生観とは、なんでしょうか?

 

私は先生の話を聞きながら妙に冷静で、どこに旅行に行こうかとか考えてた。

隣でつきそう家族はハンカチを握りしめていた。

 

このまま何もしなかったら2年で大変なことになると思うよ。

 

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