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32歳で子宮体癌になりました。治療の事や日々の事。

全面掻爬術。(1日目)

1泊の入院で静脈内麻酔で再度全面掻爬をします。

1日目、朝病院へ行きます。飲食が禁止されて、あの例の痛いラミナリアを入れる処置をします。この時はまた大騒ぎ、、今回は痛いってわかっているから余計に力が入ってしまってたのかな。痛かった。。。

そして午後のオペなのですが、その前に先生から手術の話があるのでということで家族同席でホワイトボードのあるお部屋に行きます。

ん?

先生の顔が何だか暗め?

 

えっと、麻酔を変更します。と。

今回はしっかり掻爬したいので、腰椎麻酔をしましょう。と。

あ、あと術後はおしっこの管が入りますからね。と。

腰椎麻酔とは、脊椎のくも膜下腔に注射針を穿刺して麻酔薬を注入して、脊髄神経の前根と後根を麻痺させるというもの。

簡単にいうと背中を丸めて腰のあたりにブスッと注射します。

痛いよねそれ、、麻痺の可能性とか色々と怖い話を聞き、静脈の麻酔はしなくても良いと。つまり意識はあるので先生の声も聞こえるし手術中の全てが見えるということ。

恐ろしい、、考えただけでも恐ろしい、、、

そしておしっこの管って何?!?!

前回そんなのなかったけど?!?!

しかもオペの30分前に聞いて、詳しく聞く時間も断る猶予もないです。笑

あーもーー!!!

って言いながら、今度は点滴のルート取りますねってお注射の時間。

若いお兄さん2回失敗。太い針なようで痛い!!!!!

お姉さん代わりに登場して、細い針に変えますね。とサクッとやってもらう。(細くていいなら初めから細いのにしてくれたらいいのに、、と心でつぶやく)

そんなこんなで遅刻気味に手術室に行く。慣れって怖いですね。

 

と、まぁこんな感じで2度目の手術室。

 

部屋の中に入り色々なモニターをつけて、では左側向いて背中を丸めてください。麻酔しますね!

と、これ絶対に痛いって思っていたけど、緊張でアドレナリンですぎていたのか先生が上手なのかわからないけど、あまり痛くなかった!!

そしてこの麻酔がかなり即効性があり、どんどん痺れて行きます。長時間の正座の後のような感覚と、血が通っていないようなさすりたくなるような不快感。

当初はこの部分麻酔のみの予定だったのですが、私この違和感に耐えられず静脈麻酔で眠らせていただきました。

 

終わりましたよ〜

 

特に気持ち悪いとかもなく、スッキリ目を覚まして元気でした。

が、ここからが元気が故に辛かった!!!

 

例のおしっこの管です。

そこに加えてむくみ防止のフットポンプ。

ムズムズ気持ち悪い!動くたびになんか痛いような。。

歩けるし!水も飲めるし!

外してくださいと何度もお願いしてみるも、、、規則なので。と。

朝6時になって歩けたら外しますので。

深夜1時でこの返答。確かに規則かもしれないけど、5時間なんて寝たらあっという間かもしれないけど、苦しみながらの5時間て本当に長いんだからね!!なんて融通の利かない病院なんだ!!!と心の中で叫びつつ、、

さすが天下の大学病院ですね。

と、諦めて寝ようとするも寝れないまま朝を待ちました。