Love the life you live...

32歳で子宮体癌になりました。治療の事や日々の事。

K病院。

ついにたどり着き来ました!

 

さて、どんな先生だろう。

選んだわけではないんだけど、今までの先生はみんな女性。

今度の先生は男性。

怖い傲慢な先生だったらどうしよう。嫌だな。

 

なんて思いながら、でもこれでやっと治療が始められると思いながら、初めての診察室のドアをノックしました。

癌と知ってから1ヶ月。

痛いことも辛いことも何とか乗り越えてやっとここまで来れた。ついに解放されるって思ってました!!

 

今までの全てのデータを渡してみると、

  • 前回の掻爬でG2が出ていること。
  • 内診で頸部の方にがん細胞が落ちて来ている可能性があること。(その場合はステージIIになります)
  • MRIの画像の結果、筋層に癌が入り込んでいる可能性が否定できないこと。

よって、内膜全掻爬がもう一度必要です。

 

え、、、

 

もう緊張の糸がプチっと切れた。

終われると思っていたことが振り出しに戻った。

色々と限界で、すごく泣きました。先生も困ってしまったかもしれないし看護師さんも肩をずーっとさすってくれていた。

 

私の知識不足もあります。

転院したりセカンドオピニオン行ったりすれば、時間もお金もかかるし同じ検査を繰り返さなければいけないことは当然あります。

大泣きするようなことではなかったのにって、今は思えます。

でもその時は逃げたかったし、終わりにしたくなった。

人間て弱いんだ。

 

でも先生はそんな私に、命が何より大切だから危ない治療を進めるわけにはいかない。安全に子宮を残してあげたいからもう一度掻爬が必要だと、やさしく説明してくれました。

 

うん。

もうここまで来たら仕方ない!

もうやるしかない!!

 

と心を決めて、診察室の扉を閉めました。

大きくなった気がした。